林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

国立市上原裁判とは

上原。司法世界が歪んでいる。狭い世界。個人の問題ではない。川神裁判長が上原元市長の賠償金を請求せよとの判決を下す。悪い裁判官はドンドン名前を言うようにした。39名の弁護団を結成。キーワードは市民自治。

国立市は環境意識が古くから高かった。上原市長の当選は市民の景観を守るとの意思の現れである。判決は無理している。個々の行為は不法行為を構成しないが、一連の行為として全体的に観察すれば営業妨害になるとの判断。

自分達の街を自分達で作っていこう。地方自治の本旨日本国憲法に規定されている。市民の意思がどこにあるか、どのような街を望むのかを行政は聴かなければならない。オール国立でやってきた。手続きは全て踏んだ。石原慎太郎橋下徹とは異なる。

政治家は中立ではない。政治家はチェンジを主張するものである。ダムを止めるということも利害関係がある。

国立市は上原を攻めたいがために明和地所のような主張になっている。川神裁判長が市民自治を踏みにじる判決を言い渡した。上原裁判でも川神を担当した。川神に回避を要求し、自ら回避したが、新しい裁判官の上司は川神である。自治とは何だろうという虚しい思いが出てくる。東京都知事選は主権者として役割を果たすチャンスである。

保坂区長。国立市の控訴取り下げで裁判を確定させてしまった、司法判断が練れていないことが第一の問題である。

去年の今頃は飛び抜けて放射線量の高い場所が出ていた。それを発表するかどうかは大きな決断であった。ラジウムであったということは分からなかった。床下にラジウムがあった。これを発表した。世界中のメディアの中継車が区役所を囲む。福島原発事故の影響ではなかった。東京都に連絡しても、世田谷区の出方を注目していると言われた。

世田谷区では重層長屋の問題がある。ロフト付きなので四階建て。マンションならば規制があるが、長屋には規制がない。何か問題があれば規制や見直しは不可欠である。原発の稼働停止要求も電力会社に損害を与える。

裁判官は世間知らず。官舎に住んで一般人と付き合わない。タクシー運転手を雲助と呼んだ裁判官がいる。裁判員制度導入のタウンミーティングを広告会社に丸投げした。契約書を作成しなかった。司法の体質が出た判決である。東日本大震災があって街づくりの問題意識を変えなければならない。多くの人が関心を持つべき問題である。

対談。上原。首長のできることには意外と縛りがある。議会の役割、市民の役割。予算が決められて初めて執行できる。予算も条例も決定権は議会にあるが、責任は負わない。議員は言いたい放題。何故、議員は責任を負わないのか。

裁判が始まると梯子を外された感じである。市民からもっとやれと言われたのに。

保坂。今回の件は誤った判決として是正されなければならない。民主主義のルールから外れた判決である。利益を私するようなケースでは首長が責任を負うこともあるが、上原さんのケースは異なる。市民も問われている。個人の問題にすりかえられているが、景観や環境への歩みが否定されている。

上原。本当は市民が怒らなければならない。市民の活動が否定された。市民運動は継続が大変である。脱原発デモも減っている。権力者は市民が日常に戻ることを待っている。市民は最後まで応援しなければならない。誰も責任をとらない日本。世界から見て恥ずかしい。責任を明確にしなければ日本に民主主義は育たない。

保坂。大日本帝国憲法と比べた日本国憲法の土台は国民主権安倍政権タウンミーティングのシナリオは広告代理店が作っている。世論のねつ造ではないか。

上原。丁寧に議論すれば良識的な結論が出るが、知事にしたいアンケートを見てガッカリした。猪瀬直樹が一位、辞めたはずの石原慎太郎が二位になっている。ここが試される時期である。人気投票になってしまう。命の瀬戸際を自分達で決める時代になった。首長の腹のくくり方で住民の命が左右される。

弱者はどうするのか。貧困が広がっている。就学児援助が広がっている。東京都知事選挙を一人一人が自分の選挙として戦わないと勝てない。

保坂。災害対策では統治機構の指揮命令系統の強化が述べられることが多い。東日本大震災では指揮命令系統が固すぎて機能不全になった。民主主義の構造のベクトルが問われている。住民自治の自治体が災害では強い。地域から積み上げて迅速柔軟に対応する自治力が必要。世田谷区は過去に細かな地域に分けて権限を委譲した。後に統廃合された。効率は上がったが、災害対応は落ちただろう。

上原。高齢化社会で皆が居心地のよい街づくりをすることが防災になる。自分達の手で日常的な街づくりをすることが災害時の助け合うことになる。

保坂。国立市も世田谷区も江戸時代は見分けがつかない姿であった。行政は旧住民との接点が強い。新しいつながりを作っていくことを課題にしている。

上原。街づくりを楽しまないか。日本のコミュニティーは祭である。縛りではなく、街を楽しむ。世田谷区はモデルにしてきた。リードして楽しい街を作ってください。

質問。裁判官のフルネームを教えて下さい。

議会が債権を放棄して市長の責任を負わせない。

裁判官は片寄った判断を下す典型例である。損害がないから請求には当たらないとなる筈ではないか。

上原。裁判長が片寄った人物であった。

保坂。判検交流にもメスを入れる必要がある。

川神裁判長は日比谷公園の使用を却下した裁判官である。