林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

桜宮高校の入試中止v 林田力

橋下徹大阪市長の桜宮高校の入試中止や教員異動要求は正当である。教師の暴力によって生徒が自殺に追い込まれたという結果は重大である。第一次的に非難されるべきは暴力教師である。しかし、継続的に特定生徒に暴力が繰り返され、生徒が自殺するまで誰も止められなかった桜宮高校という空間も異常である。これは大阪市の責任であり、大阪市が責任をもって改善しなければならない問題である。

生徒や受験生の不利益を指摘する声があるが、万が一にも教師の暴力が繰り返され、自殺に追い込まれる生徒が出ないことを最優先に考えることが当然である。

食中毒が発生すれば飲食店は営業中止を余儀なくされる。これは食中毒に責任がない従業員や、その飲食店での食事を楽しみにしていた消費者に不利益をもたらす措置である。食中毒の原因は特定の日に仕入れた食材に起因することが多く、仮に営業を続けても食中毒が再発する可能性は低い。それでも営業中止は必要な措置である。桜宮高校への措置も同じである。桜宮高校の場合だけ不利益を言い立てるならば、公務員利権との公務員バッシングに正当性を与えることになる。

脱原発も同じである。これほど脱原発の声が広がった背景は福島第一原発事故が起きたからである。原発事故を繰り返さないために原発の見直しが主張される。脱原発で不利益を受ける人々のことを優先するならば脱原発はできなくなる。「利権集団の原子力村の不利益はどうでもいいが、桜宮高校教員の不利益は重大だ」と言うならば二重基準である。市民的支持を広げられない。

嘆かわしい問題は橋下徹大阪市長を目の敵にしている人々が、この問題に乗じていることである。橋下維新の新自由主義的政策を批判するならば理解できる。この問題で橋下批判を展開することは逆効果になる。実際のところ、公務員の不祥事に今回の橋下市長ほど率直に問題を認めた首長は珍しい。反権力的な言動の政治家でも首長としては官僚の責任逃れのレールに乗っかることが多い。

http://blog.livedoor.jp/hayariki2/

行政の変化を求める人々は、橋下市長の荒療治を期待し、歓迎する。二子玉川RIZEのビル風問題についての住民と世田谷区の協議でも「橋下市長くらいの覚悟で」と住民から世田谷区に注文が付けられた。この市民感覚は理解する必要がある。林田力wiki