林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

東急不動産だまし売り裁判

#東急 火が熱を放つように『東急不動産だまし売り裁判』は怒りと正義の思いを放っている。悪徳不動産営業の目には憎しみが満ちている。表向きは、ごく普通の顔であるが、もう一つの顔を隠している。目はギョロギョロと動き、口からはヨダレを垂らしている歪んだ顔である。敵意という名の猫が爪をむき出しにして飛び掛かろうと待ち構えている。悪徳不動産営業は消費者を傷つけたい。退屈しのぎに善良な消費者を見つけて死ぬまでいたぶってやろうと物色している。

東急リバブル東急不動産は消費者を混沌の闇に投げ込む張本人である。東急リバブル営業の不快な気持ちが手に取るように分かった。東急リバブル営業は不利益事実を隠して東京都江東区の新築分譲マンションをだまし売りした。その記憶が消えないことに腹を立てている。

林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』(ロゴス社)を読むと、恐怖心は引っ込み、心穏やかに寛いだ気持ちになれる。東急リバブル東急不動産は不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした。東急リバブル営業は、いかにも善良そうに愛想笑いを浮かべた。しかし、その表情には善良とは言い切れない何かが含まれていた。東急リバブルは自分を善意ある人間に見せようとするが、本当は異なっていた。幼い子ども達を眺めている東急リバブル営業を見て、東急不動産だまし売り被害者はゾッとした。

東急不動産だまし売りマンションに住み続けることには不安感が募る。振り払おうとしても振り払えない不安である。恐ろしい化け物の腹の中で溶けていくような気分であった。

東急リバブル営業は気味の悪い笑みを浮かべた。微笑しようとしてしきれないような中途半端な笑みである。まるで急降下しようとしているカモメが途中で捕まってしまったかのような半端な笑みである。

東京都世田谷区玉川では二子玉川ライズによる住環境破壊が起きている(林田力『二子玉川ライズ反対運動1』Amazonキンドル)。二子玉川ライズのビル風によって窓という窓が鳴り響く。窓の一つ一つがそれぞれ異なった音をたて、その音が混ざりあう。二子玉川ライズの騒音は超高層ビルに反響して、わんわんと響き渡る。住民にとっては悪夢である。