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林田力書評・村上海賊の娘

和田竜『村上海賊の娘』は戦国時代の海賊・能島村上家の当主・村上武吉の娘の景を主人公とした歴史小説である。景は海賊船に乗り込み、帆別船(通行料)を払わない船に自ら乗っ取りをかけるほどの女傑であった。織田信長に攻撃された石山本願寺を救援する戦いが物語の中心である。

本書のタイトル『村上海賊の娘』はフェミニズム的には否定的評価を下される可能性がある。景は海賊の首領の娘という枠から飛び出た存在である。当時は戦船に女性を乗せてはいけないという不文律があったが、それを破っている。そのような個性ある存在を「村上海賊の娘」としか見ないことには如何なものかという考えもあるだろう。

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タイトルを『村上景』としても通じず、マーケティング的には『村上海賊の娘』が優れている。また、本書には武吉が景を「俺の子だ」と実感するシーンがある。景は本願寺門徒の心意気に感動して彼らのために戦いたいと父親に語る。それを聞いた武吉は「俺の子だ」と実感し、景を本願寺に送り出す。このシーンを重視するならば『村上海賊の娘』のタイトルに必然性が出てくる。

当時の海賊は封建的主従関係や支配被支配関係に組み込まれていない自由の民であった。本来ならば景の言動は海賊の常識からも外れたものであるが、そのような異端者が出てくるとしたら海賊からだろうと自然に思わせる自由さが海賊には存在する。この意味では『村上海賊の娘』のタイトルに納得である。

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