林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

ステーキのくいしんぼ過労自殺訴訟

ステーキのくいしんぼ渋谷センター街店の店長だった男性(24歳)の自殺は、長時間労働と上司のパワーハラスメントが原因として、埼玉県に住む両親が経営会社のサン・チャレンジと社長、元上司に計約7300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が2014年11月4日、東京地裁であった。山田明裁判長は自殺とパワハラなどとの因果関係を認め、同社側に計約5800万円の支払いを命じた。

自殺の2年前から上司から男性には、しゃもじで殴られるなどの暴行や嫌がらせが続いていた。「ばかだな」「使えねえ」などの暴言も繰り返されていた。また、自殺直近の半年間での休日はわずか2日だけ。勤務時間はほぼ毎月360時間を超えていた。裁判所は、度を越した労働環境が、男性を追い込んだと認定した(「ステーキ店長過労自殺 パワハラ、半年で休日2日だけ」産経新聞2014年11月5日)。

判決は両親の主張をほぼ認めた内容である。男性の両親は判決後に記者会見し「息子の名誉回復になった」と高く評価した(「<パワハラ自殺>元店長側訴え認定 両親「息子の名誉回復」」毎日新聞2014年11月4日)。過労自殺裁判では立正佼成会付属佼成病院事件がある。また、高額の損害賠償が認められた過労死訴訟に東急ハンズ心斎橋店事件がある(林田力『東急ハンズ過労死Amazon Kindle)。

過労死の事実はブラック企業に自社の愚かさを突き付け続ける。寿命以外で人間が死ぬことは、正しいあり方ではない。過労死者の怨嗟の声は止まるところを知らない。背筋を氷塊が滑り降りるような感じになる。それは空調の所為でも、体調や飲み過ぎた酒によるものでもない。

http://www.hayariki.net/poli/karoshi.html

「店長自殺、パワハラ原因=ステーキ店側に賠償命令―東京地裁時事通信2014年11月4日

「「くいしんぼ」パワハラ訴訟 遺族が勝訴」NNN 2014年11月4日

「<パワハラ自殺>元ステーキ店長側訴え認め会社側に賠償命令」毎日新聞2014年11月4日

「ステーキ店長過労自殺 過失減額認めず勤務先に5700万円賠償命令 東京地裁産経新聞2014年11月5日

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