林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

凍りついた空

#読書 #書評 #本 #小説 『凍りついた空』はSFである。人類は木星の衛星エウロパを調査する。そこには文明の痕跡があり、生命体が存在した。異星人とのファーストコンタクトは繰り返し描かれてきたテーマであるが、文明レベルが人類よりも下に見える種族との遭遇は新鮮である。人類が相手を知的生命体と認めて倫理的に振る舞えるか難しい問題を含んでいる。

ファーストコンタクトだけでも十分なテーマであるが、本書は人間と人工知能との主導権争いに始まり、国同士の確執や研究者間の口論など人類側の対立もてんこ盛りである。

遺伝子学者の説明が面白い。八本も触手を持つ生命体は、脳の多くが運動制御に使われることになる。「ゾウはあの長い鼻を動かすのに脳の大部分を使っている」(216頁)。