林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

トヨタ自動車役員と吉野健太郎逮捕

トヨタ自動車役員が麻薬取締法違反で逮捕された事件は吉野健太郎などの危険ドラッグ事件に重なる。トヨタ自動車役員逮捕事件では違法性の認識が焦点となっている。危険ドラッグ事件でも「違法薬物との認識はなかった」と言い訳される傾向がある。ジュリー・ハンプ氏の麻薬密輸容疑では違法性の認識がなかったとした場合の不自然さが指摘されている。

「ハンプ容疑者は4月にトヨタ役員に就任した後、いったん米国に帰り、今月再び日本に入国した。麻薬取締法上、オキシコドンは正規の手続きを取って本人が携帯していれば海外からの持ち込みが可能だ。にもかかわらず、錠剤は携帯でなく国際宅配便で空輸されていた」(「<トヨタ役員麻薬密輸>「鎮痛用」増す疑念 違法性認識焦点」毎日新聞2015年6月25日)

「錠剤は開封してもすぐに分からないように小箱の底などに小分けされており、警視庁は麻薬と認識し、意図的に隠したとみている」(「輸入違法性認識が焦点=「父親が送付」と説明―トヨタ役員、麻薬密輸事件」時事通信2015年6月25日)

「広報という仕事の性質上、リーガルリスクや必要な手続きに意識が及ばないことは考えられず、しかも、トヨタの社長が「当事者意識が強い」と評する優秀な人物であることを考えると、米国でさえ中毒が社会問題化されているという薬物の扱いについて、手続きが必要だと知らなかったと考える方が無理があります」(鶴野充茂「トヨタ役員逮捕事件 男性だったら違っていたか?」日経ビジネスオンライン2015年6月26日)

インターネット上でも厳しい意見が寄せられている。「錠剤を隠していたことからしても麻薬と認識していたのは明らか。厳罰に処すべき」

「膝の痛みなら、日本国内で普通に診察受けて処方してもらえばいいだろ。コソコソ箱の隅に入れて送るなんて、どうみてもクロだ」

「完全に違法を認識した、偽装だろう。「ネックレス」で申告して、物は、おもちゃ。で、一見わからないように、隠している」

「日本の麻薬取締の姿勢も注目されると思う。トヨタの役員ってことは関係なく、オレは徹底的にやる方に賛成」

「普通の薬なら小分けしてわかりずらくする必要性はないわけで明らかにおかしい」

「日本でも良い薬あるだろうに!違法性が判ってるから、おもちゃのネックレスの名目にして送って貰った」

「違法と思っていないなら堂々と薬品名で輸入すればよかっただろうが、ネックレスと明記してる時点でアウトだろ!刑期終了後は強制帰国させ永久に再入国禁止にすべきです」

癌の痛みを抑えるような強力な鎮痛剤を膝の痛み止めとして使用するだろうか。モルヒネよりも強くアメリカでも社会問題になっている薬を膝が痛いからと言って服用するだろうか。本当に鎮痛剤での使用であれば、日本の医師に相談し、処方してもらえば問題ない。わざわざネックレスの箱に隠している。オキシコドン錠剤の「57錠」という量も問題である。痛み止めとして使うとした場合、量が多過ぎる。刑法38条は「法律を知らなかったとしても、そのことによって、罪を犯す意思がなかったとすることはできない」と規定する。

ハンプ氏はオキシコドン錠剤を父親に送ってもらったと供述する(「<トヨタ役員麻薬密輸>「米の父が小包発送」と供述」毎日新聞2015年6月25日)。これについても以下のコメントが寄せられている。「父親が出てきた。一族総出で出せる限りの大金とコネクションを使って逃げ切るつもりという感じ。何を言い出そうと往生際悪いなとしか思えない」

「父親が送って来るのに、なんで変な工作をする必要が有る?もう少し上手い嘘を付けよ」

「どこまでもインチキな説明で誤魔化そうとしている!これはトヨタ自体の縮図ですか?はじめは知らぬ存ぜぬで、摘発されると、私は知らない、父親が薬を、アクセサリーの箱にカモフラージュして送った」

「仮にその薬が痛みを和らげるものだったにせよ、なぜ、そんな危険な薬を何でオヤジが持っているのだ?可笑しくてたまらないよ」

「子供の言い訳だな。がん患者に使われる薬を膝の痛みどめだなんて。親父までグルなんだから、救いようがない」

違法性の認識がなかったとされた場合の懸念点として、認識がなければ輸入しても良いという悪しき前例が出来てしまうことである。これは危険ドラッグの摘発にも悪影響を及ぼす。「わからなかった」「知らなかった」「気付かなかった」で言い訳が通るならば、悪いことはしたい放題になってしまう。

インターネット上では不起訴になった場合の悪影響も指摘される。「これで不起訴になったらトヨタは逆に深傷を負うな」

「これで不起訴にしたら日本の司法は本当に御仕舞いだぞ」

http://hayariki.zashiki.com/toyota2.html

「日本の警察、司法は、おとなしい善良な市民には高圧的で、冤罪が絶えないが、あからさまな犯罪者には弱腰で、何かと理由をつけ、無罪放免にすることが多い。この麻薬密輸も、隠蔽の意図がわかる証拠がてんこ盛りで、どう考えても確信犯なのだが、本人が否認しているので、「慎重に捜査」などと言っている。このままでは、違法性を認識していたとの証拠がないと、無罪になりそうだ。だが、こんなのを見逃すなら、もう麻薬の輸入はやり放題になるぞ!まじめに働け警察!」

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