林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

レビュー

読み応えのあるレビューでした。私は観ていないため、レビューに対する感想しか述べられませんが、一般化できる論点が含まれていると思います。

少年には軍事的なものへの憧れというものはあり、家で戦車の部品を作っていると言えばイジメどころか羨望の対象になる可能性すらあります。戦争に関わるもの全てを嫌悪し否定するような従来型の戦争批判の発想が急速に通用しなくなる現実があると思います。

軍事に対するロマンチックな憧れは抑圧できるものではないと思います。かくいう私もガルパンのようなアニメを楽しんでいます。そのような軍事ロマンを平和主義の押し付けで抑圧するならば、逆に平和主義への嫌悪を強め、右傾化を強める逆効果になりかねません。むしろ、軍事ロマンを現実の軍国主義にしないためにはロマンとは異なる現実を強調すべきです。マウスより重いものを持ち上げたことがなく、キーボードよりも固いものを叩いたことがなく、帰宅すれば入浴しなければ気が済まない生活者にとって戦場の現実は耐えられないものです。そのような視点からの反戦論の方が響きます。