林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

真田三代

真田昌幸は「同じ命を懸けるなら、天下を相手に喧嘩をするほどの大勝負がしたい」と語る(188頁)。幸村にも継がれる精神である。

外様の真田を主人公としており、武田家の弱点も冷静に見ている。「武田の武者たちは、一騎当千のつわもの揃いである。それが、この軍団の強さのみなもとだが、おのが武勇を誇るあまり、すすんで敵中に突っ込んでゆくきらいがある」(294頁)。それを昌幸は「無駄に命を捨てるようなものだ」と否定する。

その後の歴史を知る現代人は長篠の合戦を連想するが、これは北条攻めの際の文章である。武田家の弱点は、長篠の合戦前から明らかになっていた。