林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

ブリュメール18日

カール・マルクス『ルイ・ボナパルトブリュメール18日』はフランス二月革命からルイ・ナポレオンの権力奪取を分析した書籍である。本書は通俗的な所謂マルクス主義とは異なるマルクスの思想を味わえる。通俗的なマルクス主義はブルジョア階級対プロレタリア階級という二項対立をイメージする。日本の五五年体制下の左翼はマルクス主義の影響が強かったが、保守対革新、資本主義か社会主義かという発想にも現れている。これは社会を単純化しすぎていると批判されている。通俗的マルクス主義の二項対立ではホワイトカラー新中間層の台頭を説明できない。五五年体制末期から既に社会民主主義は必然視されていた。

しかし、本書は単純な二項対立に陥っていない。体制側に王党派と共和派の差異を認める。