林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon
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林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

激しき雪

『激しき雪』は野村秋介を取り上げたノンフィクションである。野村氏は民族派右翼とされる。彼の姿勢は権力や大企業の犬となっている所謂一般的な右翼とは全く異なる。本書も「自民党・財界を補完する形で戦後体制の強化に貢献してきたポツダム右翼を撃つ」という意識があったと分析している(207頁)。

経団連襲撃事件では大企業の経済至上主義を批判している。檄文では「環境破壊によって人心を荒廃させ、「消費は美徳」の軽薄思想を蔓延させることによって、日本的清明と正気は、もはや救い難いところまで侵食されている」(209頁)と訴える。