林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

新自由主義

ハイエクを読まれるとのこと素晴らしいです。

議論が根源的なところに言ってしまいましたが、そもそもの論点は新自由主義が正しいか否かではありません。SDGSや自殺0に取り組むことが新自由主義から外れるような指摘に対して違和感を覚えました。もし新自由主義が福祉的な主張を一切しないと位置付けられているならば、あまりに偏狭と思います。福祉を否定しているのではなく、中央集権的な画一的配分による個々のニーズの無視や無能公務員による非効率や無駄、利用者と非利用者の不平等などを問題視しています。福祉制度も需要と供給を考慮し、モラルハザードフリーライダーを回避する仕組みを考えます。

このため、新自由主義の認識を改められた方が良いと思いますが、逆にSDGSや自殺0の取り組みを新自由主義からの転進と評されるならば、その中の新自由主義的要素はどのように評価されるのでしょうか?

防御力を落として素早さを上げるという主張は一つの考え方です。しかし、航空参謀は、そのような立場から防御力向上を却下した訳ではありません。努力と根性で何とかしろと個人に負担を押し付けました。その点を本書は指摘しています。その点が醜悪な特殊日本的精神主義に陥っていると私は評しています。