林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon

林田力 東急不動産消費者契約法違反訴訟

林田力『東急不動産だまし売り裁判』『二子玉川ライズ反対運動』

木乃伊屋敷の秘密

シャーロック・ホームズが日本の難事件を活躍する。モリアーティ教授との対決や、まだらの紐など原作の展開が借用されている。

ホームズは有名なキャラクターであり、アルセーヌ・ルパンなど他人の作品に使われることがある。自分のキャラクターを持ち上げるために使われることがあり、それは面白くない。本作品では原作のような推理の冴えを見せる。

日本の警察がホームズに事件解決を依頼することは現実には考えにくい。現実には面子しか考えていないだろう。ホームズは日本の警察官が調査済みと言う場所も自ら綿密に調査する(19頁)。

この事件では目撃者の少年が活躍する。ホームズは少年に対して、君がなすべきことは警察へ届けることではなく、不審な男の後をつけることと言う(27頁)。普通の大人ならば危ないことに首を突っ込むなと言うだろう。

ホラー短編は犯罪を動機として怪奇現象を作出している話が多い。例えば依存性薬物の密売を隠すためである。からくりは科学的に説明される。この時代は現代以上に科学技術の発展が信じられており、科学的説明が物語の現実性に必要とされたのだろう。